ベース、パイプ、ジョイントパーツで構成される自立型のハンガーラックシステム。
壁付け型のハンガーラックシステムはあるのに、なぜ自立型のシステムはないのか。自立型のシステムがあれば、壁付けや天吊りができない場所でもハンガーラックを自由度高く簡単にレイアウトすることができるはずだと考え、2019年から日本コパック株式会社と共同で開発をスタートしました。既に一部商品の販売とレンタルを開始しています。
https://shop.copack.co.jp/collections/ray
自立型のハンガーラックシステムとして開発を始めましたが、自立型の什器としての幅広い可能性を感じ、構成パーツやオプションアイテムを継続して開発することで、より幅広い用途で利用してもらえるものにしています。
COVID-19の対策として
このシステムはCOVID-19のパンデミック以前に開発していたものですが、高さを変えることでパーテーションとして空間を仕切ることもできるので、COVID-19のパンデミック以降に求められている空間を仕切るための什器としても、一つの最適解になるのではないかと思っています。また、オプションのテーブルトップを組み合わせることで、店頭や施設の入り口に設置が必須となっている消毒液のボトルや検温機の置き場を確保することもできます。
COVID-19対策の設備が仮設から常設へと移行しているいま、このシステムが幅広い要求に対応し、様々な環境で感染対策設備としてポジティブに取り入れてもらえることを期待しています。