今回の展示会のテーマである「感染症対策のデザイン」は言わば裏方、サポート役の展示であるため、そういった作品にフォーカスしてもらえるように覗き込むと作品に焦点が当たるパネルを各作品前に設置しました。
パネルのデザインは今回の展示にご協力いただいているDOUBLE-Hさんの印刷技術を用いてアクリルパネルに白グラデーションを印刷し、荒川技研工業さんの金具を用いて天井から吊り下げ、パネルに浮遊感を持たせてあります。
また、大光電機さん、アイティーエルさんの照度の異なる2つの照明を組み合わせることで緩やかなライティングスポットを会場内に設け、これを点在させることで鑑賞者にソーシャルディスタンスをとることをそっと伝えます。
東京展の半月後に開催の大阪展では、東京展と同じパネルを用いつつもOSB板の木箱と組み合わせることで、また東京展とは違った親しみやすい雰囲気を作っています。