CAMERIERE

TAKEDA DESIGN PROJECT × 江口海里

ポストコロナ時においてマスクは生活に欠かせないものになることが想定されますが、そうした中で飲食時やホテル滞在時、家などでのマスクの理想的な置き方はまだ定着しておらず、このマスクスタンドは必要最小限のスペースを利用し、縦に細長いスタンドで合理的にマスクを保管し、同時に空間の美観を損なわない新しいタイポロジーとしてのプロダクトをデザインしました。

イタリア語でウェイターを意味するこのマスクスタンドは、アルミ製の二つのパーツを木やアクリルで繋いだ外観、またカトラリーや食器などに用いられるシンプルで柔らかいラインをこの構成に借りてくることにより、食卓での視覚的な調和が良く、あたかもすでにそうしたものがあったかのような違和感の無さを追求。

レストランで、ホテルの客室で、自宅の玄関で、様々なシーンに置いて使っていただくこれからの時代の新しいアイテムとしてのマスクスタンドを考案しました。

素材 / アルマイト加工、木材またはアクリル
サイズ / 直径約59mm×高さ350mm

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COMPANY

TAKEDA DESIGN PROJECT

TAKEDA DESIGN PROJECT

タケダデザインプロジェクトは、母体である株式会社タケダの高度な切削技術と加工技術を用いて新しい金属製品を生み出す事を目的に、プロダクトデザイナー秋田道夫氏のプロデュースで始められたプロジェクトです。

今後とも新しい才能と個性を生かして生活に潤いと利便性を届ける製品作りを行ってまいります。

DESIGNER

江口海里

江口海里

工業デザイナー、クリエイティブディレクター。KAIRI EGUCHI STUDIO 代表。2008 年よりフリーランスとして活動を開始し、2021 年法人化。iF DESIGN AWARD( ドイツ )、A’ DESIGN AWARD( イタリア )、DESIGN FOR ASIA AWARD( 香港 )、GOOD DESIGN AWARD( 日本 ) など授賞し、MILANO SALONE( イタリア )、TENT LONDON( イギリス )、EAST DESIGN SHOW( 中国 )、DESIGNART TOKYO( 日本 ) などに出展。