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株式会社DOUBLE-H × 土井智喜

「樹脂シートの重なりで空間に彩りを与える」

荒川技研工業さんの金具「アラカワグリップ」を用いた吊り下げ式パーテーションの提案です。
「アラカワグリップ」はワイヤーに挿入して用いることで、様々なものを簡単に吊ることができる金具で、アクリルなどの飛沫感染防止パネルを天井から吊るすことにも適しています。

今回の展示ではパネルを天井から直接吊り下げず、ピクチャーレールを吊り下げてそこにパネルを取り付けていく方法をとることで、取付・取り外しの自由度を高めると共にパネル同士の重なりで空間に彩りを与えることを考えました。

全体に薄く色を印刷することで半透明状のパネルとし、パネル同士の重なりが多いほど不透明度が上がるようにしています。
また、設置場所や用途に応じて様々なサイズのパネルを用いることができるように、全体を不規則なデザインとしています。

協力企業:荒川技研工業株式会社

COMPANY

株式会社DOUBLE-H

株式会社DOUBLE-H

「社会とともに」を理念とし、社会や人々が幸せになるようなものを目標として製品を製造。コロナ禍においては、フェイスシールドやマウスシールドなどを自治体、医療機関、介護施設へ寄付するなど、感染症対策用品を手掛けている。樹脂の印刷・加工をベースとした応用製品の開発を行う。

DESIGNER

土井智喜

土井智喜

デザイナー/soell代表/NEW NORMAL代表。香川県生まれ。桑沢デザイン研究所を卒業後、インテリアデザイン事務所勤務を経て2010年よりフリーランス、2022年にsoell株式会社設立。soellではプロダクト・インテリアのデザインを中心に、企業の持つ素材や技術の可能性を高めるデザイン支援を行っている。2014年より桑沢デザイン研究所非常勤講師、2020年より昭和女子大学非常勤講師。