NNNS4会場構成
土井智喜
ニットの木々に囲まれた散歩道。
展示会の会場は普段はイベントスペースとして使用されているシンプルな矩形の空間で、空間をどう間延びせずに使えるか、また同じスペースを共有する展示会biblioteca d’Oroとどう緩やかに繋げられるかが求められました。
今回の展示にご参加いただいている五十嵐製箱さんとキップスさんの協力のもと紙製の什器とニットの端材を使用し、biblioteca d’Oroの空間イメージである「公園」に合わせて「木々の間を歩く散歩道」をコンセプトに空間を構成しました。
COMPANY

荒川技研工業株式会社
1975 年に世界で初めて、金具の調整機ARAKAWA GRIP(アラカワグリップ)を開発。ワイヤーを金具に挿入し、任意の位置で簡単に確実に安全にワイヤーを固定することが可能。建築家やデザイナーが考案する独創的で機能的な空間を実現するマテリアルとして、現在は日本のみならず、世界のオフィスビル、美術館、博物館、店舗などで採用されている。
DESIGNER

土井智喜
デザイナー/soell代表/NEW NORMAL代表。香川県生まれ。桑沢デザイン研究所を卒業後、インテリアデザイン事務所勤務を経て2010年よりフリーランス、2022年にsoell株式会社設立。soellではプロダクト・インテリアのデザインを中心に、企業の持つ素材や技術の可能性を高めるデザイン支援を行っている。2014年より桑沢デザイン研究所非常勤講師、2020年より昭和女子大学非常勤講師。