para WARAJI

伊澤真紀

パラシュートコードで編まれた わらじ
非常に強度が高く耐久性も優れているパラシュートコードで編んだ “para WARAJI“ は緊急時に足を保護することができ、いざという時には編んだ紐を解いてロープとしてや、怪我の固定や止血、更に着火剤やデンタルフロスとしても使えるため災害時に生活の助けになるものとして多様に活躍します。

鼻緒部の紐を左右側面にある小さな輪とかかとにある長い輪に通し、足首に巻き付けるデザインとなっているため、足の裏にしっかりとフィットし非常に歩きやすくなっています。紐の結び方は自由に変えることができるため、印象を変えて楽しむことも。

水を吸いにくく、耐水性も高い。

わらじは稲藁で作られる日本の伝統的な履物。古くから縁起物や魔除けとしても考えられており、お守りとして使われることもあります。

A’ Design Award and Competition 2023 Bronze 受賞

DESIGNER

伊澤真紀

伊澤真紀

人の暮らしをデザインすること、空間やモノが人にどう作用するかを考え主にインテリア、プロダクト、パッケージのデザインを手がける。見た目の美しさだけではなく、人の心に響く、美学と機能性が融合したものづくりを目指す。大阪芸術大学芸術学部デザイン学科卒業。インテリアデザイン会社、デザイン事務所を経てmaki izawa design studio設立。A’ Design Award and Competition Bronze 受賞。