飲食店などで食事をする際にマスクの置き場に困り、ついポケットに突っ込んでしまったり卓上に置いてしまう。最近では使い捨ての紙製マスクケースが普及されつつあるが、それに対するスタンドは定着していない。これはマスクケーススタンドと一輪挿しが一体となったデザイン。
マスク着用が必須となった「新しい生活様式」に対するプロダクトでありながらも、いずれ訪れるであろう終息後の生活においても違和感なく継続して使用できるようデザインした。コロナ禍においてはマスクケーススタンドとして使用し、終息後はそこに草花を添えられる。マスクケース収納部分には抗菌効果がある銅を用い、それは草花にとっても延命作用をもたらす。”彩りのある生活を忘れないように”という想いも込め、一輪挿しとマスクケーススタンドが一体となったデザインを考案した。
一輪挿しとスタンドが寄り添っているようなデザイン。
コロナ終息後の生活においても、その機能は花器に置き換わり、日常生活に違和感のないデザインを目指した。
