展示会場は展示会のサブテーマ である”meal time” に合わせて、「食卓」をイメージした円形プレートが空間に浮かぶデザインとなっています。
円形プレートは樹脂加工を得意とするDOUBLE-Hさん協力のもと最小でなるべく薄い形状とし、荒川技研工業さんのワイヤーと金具(ARAKAWA GRIPシステム)を用いることでそれを空間に点在・浮遊させています。また、アイティーエルさんのカッターライトが空間から展示台を切り取り、台の浮遊感をより際立たせています。
各展示台の上に設置している緑色の作品キャプションはリーフレットを兼ねており、入口で同じものを来場者に配布・閲覧してもらいながら作品を鑑賞してもらえるようにしています。
東京展終了後に大阪のPage Galleryで開催された大阪展の様子。
展示台を円形プレート、ARAKAWA GRIPシステム、スポットライトと少ない部材で構成しているため運搬・設置が容易で、会場の形状に合わせてフレキシブルに展示空間を作ることができます。