ARAKAWA GRIPシステムを用いた展示什器を検討していたところ、偶然にも廃棄される予定の紙管があることを知り、ワイヤーとグリップ、紙管を組み合わせた展示什器を作ることを考えました。
什器の脚部は紙管を互い違いに組み合わせて安定しやすい3本脚とし、そうすることで紙管とワイヤーを固定するグリップの存在感が消え、シンプルな見た目になっています。
また今回の展示作品は比較的小さく、照明作品もあることから、ギャラリーの窓面にはグリップシステムと紙管、クラフトロール紙で作ったパーテーションを吊るすことにしました。
クラフトロール紙でドレープを作り、その間隔を紙管とグリップで調整することで表情を作っています。大阪展の会場に合わせて再度使用できるようにロール紙には穴あけや接着などを使用しないよう配慮しています。
ここからは大阪展の様子です。
大阪展でも基本的には東京展と同じ什器を使用しています。