Sou

ミヅシマ工業株式会社 × 安田存人+土井智喜

「層」をテーマにしたストリートファニチャー。
街の中で「誰かのお気に入りの居場所をつくる」ためには、様々な年齢層や多様な嗜好を持つ人々を受け入れられる、包容力のある空間が必要だと考えました。
ストリートファニチャーの代表的な2つの要素であるベンチとテーブルを、3つの異なる高さの家具に再構築し、それらを組み合わせることで多層上の「丘」のような空間をつくります。
それぞれの家具の上面をL字断面の部材を並べて構成することで、見る角度や太陽の角度で様々な表情や陰影が生まれます。

Photo: Takanori Urata / Aruto Yasuda

COMPANY

ミヅシマ工業株式会社

ミヅシマ工業株式会社

創業89年を迎え、京都の自社工場を中心にダストコントロールマットやダストボックス、ベンチなどのパブリックアイテムを製造、販売している。 公共空間の快適な環境を支える製品を一貫する体制で開発・生産・販売できることがミヅシマの強み。 近年はミニマルなデザインを追求した「Mseries」でグッドデザイン賞を受賞。さらに昨年より新ブランド「iha」では、空間に楽しさを生みだすストリートファニチャーを展開している。

DESIGNER

安田存人+土井智喜

安田存人+土井智喜

安田存人:イタリア・ミラノ生まれ。桑沢デザイン研究所スペースデザイン専攻を卒業。写真作家としての活動や桑沢での授業を通じて、都市空間やパブリックスペースと人々との関係性に関心を持つ。卒業制作では「パブリックとプライベートの境界を曖昧にする」というテーマに取り組み、断絶された都市空間に対して路上や屋外にプロダクトを配置することで、都市と人との新たな関係性や価値の創造を模索している。 / 土井智喜:デザイナー/soell代表/NEW NORMAL代表。香川県生まれ。桑沢デザイン研究所を卒業後、インテリアデザイン事務所勤務を経て2010年よりフリーランス、2022年にsoell株式会社設立。soellではプロダクト・インテリアのデザインを中心に、企業の持つ素材や技術の可能性を高めるデザイン支援を行っている。2014年より桑沢デザイン研究所非常勤講師、2020年より昭和女子大学非常勤講師。